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ストーン情報配信の画面

連載「冬季アジア札幌大会 ICTネットワークの挑戦」③

先端技術で新たな観戦体験を模索

2017年3月20日(月) 3279号

札幌大会では、NTTグループが先端技術を活用した新たな観戦体験の可能性に取り組んだ。
具体的には「カーリング」「アイスホッケー」「フィギュア」の3種目に対して観戦体験メニューを用意した。
カーリングでは、投球ごとのストーンの配置やスコアをリアルタイムで確認できる「ストーン情報配信」、VR技術により選手の視点やストーンの目線で事前に撮影した競技映像を体験できる「VR映像体験」を観客に提供した。
アイスホッケーではアングルを自由に操作しながらリプレイ映像を視聴できる「フリービューポイント映像」や試合の進行に合わせてリアルタイムでルール解説を確認できる技術、加えてカメラを選択して好きなアングルからのライブ映像を視聴できる「マルチアングル映像」を提供した。フィギュアでもマルチアングル映像に加え、アイスホッケーのルール解説と同技術を使った選手紹介ページが提供された。

ストーン情報配信では、カメラの設置を工夫し、競技場全体が撮影できるよう斜めから撮影。撮影した画像を幾何変換し、天井から俯瞰した画像のようにした。この画像からストーンの位置を自動的に測定し、ライブで配信した。
NTT新ビジネス推進室地域創生担当の金子憲史担当部長は「カーリング競技関係者からは、試合の模様をわかりやすく観客に知らせることができ、ありがたかったという評価をいただいている」と話す。
フリービューポイント映像ではアイスホッケーのリンク周囲に設置した16台のカメラで撮影した映像を一つの動画として生成し、試合中のハイライトシーンを自由なアングルからの映像で視聴できるようにした。
観客は自分のスマートフォンで、一つのシュートシーンを、ゴールの横やゴールの後から見たりすることができる。
「(フリービューポイント映像について)競技関係者からは観客がさまざまな視点で試合を楽しめることもさることながら、審判の判定補助にも応用できる可能性があるではないかという声が聞かれた」(金子氏)。

札幌に滞在する選手や観客へのおもてなしサービスとして「札幌地下街透過マップ」を展開。地下街をスムースに安心して移動できるよう地下街と地上がシームレスに連携した2・5D地図を新たに作成した。ARアプリを活用して大会参加選手がARアプリを利用して大会会場や札幌市街などの写真を撮影し、アジア各国へ情報発信するという取り組みも行われた。

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